こんにちは!11月も半ばとなりすっかり寒くなりました。寒いと体も硬くなりケガをしやすくなりますのでお気を付けください。
さて、今回は重ね式折板屋根用「高さ指定葺替金具」のご案内です。
ふき葺2型はそのまま重ねる
重ね式折板屋根用の葺替金具のなかでも弊社の定番製品は「ふき葺2型シリーズ」です。
老朽化した重ね式折板屋根を改修するにあたってはまず思いつく製品かと思います。この製品は高さ(既設屋根と新設屋根の間の寸法)が58mmタイプ、100mmタイプとあり、「同じタイプの新しい屋根をそのまま重ねる」場合に適しています。
そのまま重ねるだけではうまくいかないことも・・
しかし・・いざ現場調査をしたらば「なぜか梁の高さが想定と違う!」ということがあります。少し極端ですがイラストにするとこのようなイメージです。矢印の部分が凹んでしまっています。
地球の上に建物を建てるというということはこのようなことも起こりうるということです。自然という大きな力を前にしては人間も無力です。
この状態で先ほどのふき葺き2型を使って改修しようとすると新しい屋根がデコボコに!
高さ指定葺替金具で解決
そこで!今回の「高さ指定葺替金具」です。
これです。
↓↓↓
例えば先ほどのケースで新しい屋根を乗せようとすると・・新設屋根と既設屋根の間隔(高さ)がマチマチになります。当然、間に入る葺替金具も寸法を合わせる必要があります。下のイラストのようなイメージです。
察しのよい皆様ならお気づきかと思いますが・・必要な高さに合わせて葺替金具をカスタマイズします!ということです。
88タイプは30mm~150mmの間で1mm単位で指定OK!
150タイプは30mm~230mmの間なら1mm単位で指定OK!
ただし!
高さを抑えたい場合は既設の剣先ボルトと接触する恐れがあります。その場合は剣先ボルトをカットする必要がありますのでご注意ください。
いかがでしたか?今回は一つの事例にスポットを当ててご案内しましたが、勾配を付けたい高さを抑えたいなど可能性はいろいろです。
資料もご用意しましたので是非ご覧ください。
<お問い合わせ先>
株式会社サカタ製作所
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