建設業界には人員不足など2025年問題があるかと思いますが、物流業界にも2024年問題というものが存在します。
2024年問題とは
働き方改革関連法によって、自動車運転業務の年間時間外労働の上限が960時間に制限されます。ドライバーの1日の運転時間が短くなることで1人当たりの走行可能距離も短くなるため、2024年は物が運べない時代になるのではといった懸念が挙がっています。
それが2024年4月から施行されるので2024年問題と呼ばれています。
見込んだ輸送納期、物量、思うとおりに製品が運べない。そんな心配が絶えません。
解決策は？
数年前に中国地方と九州地方で雑誌・書籍の発売日が1日延びたそうです。
これはトラック輸送が人員不足などで輸送力に限界が来て運びきれなくなったからなのですが、北海道や沖縄ではその時発売日の遅延は起きなかったそうなのです。北海道や沖縄はトラックではなく鉄道や船による輸送が中心であったため、影響を受けなかったのが理由です。
2024年問題においてもこのトラック輸送から鉄道輸送に切り替えるモーダルシフトの考え方は有効とされています。受注をまとめ鉄道コンテナで1度に運ぶことができれば有効な輸送方法となります。
他にも置き薬方式のようにお客様の倉庫に弊社の製品を在庫させてもらい、使った分だけ買い取り計上とする。そんな方法を取れれば注文から納品までの輸送期間のロスも減らせます。
サカタからのご提案
2024年を前に長距離輸送などでは既に影響は出始めていると思います。
既にお困りの客様、心配に感じるお客様、弊社担当営業までお声がけかけください。
例に挙げた方法の他にも所在地や注文ロットなどを加味しながら物流担当者も交え対策を練っていければと思います。
協力して2024年問題を乗り越えていきましょう！
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