こんにちは。今日は今までのサカタとはまた少し違うアイテムのご紹介です。
鋼管柱を設置する際に、ボルトを保護するキャップです。
鋼管柱・・鋼管で出来た柱のことですが、信号や看板などの支柱として街でみかけることも多い柱です。
この柱を設置するには・・

↑の下から突き出したアンカーボルトに柱ベースプレートの穴を合わせながら下に降ろし、ナットでとめて設置します。
これが非常に神経を使います。

例えばこのように万が一ボルトに当たってしまうと・・

ねじ山が潰れてしまいます。
ボルトは交換できませんから、こうなってしまうとタップ切ってねじ山作って・・という作業が発生し、非常に手間がかかります。
そこで・・
ぶつかっても安心!
アンカーボルトガイドキャップ!

鉛筆キャップのようです(もしかして今は鉛筆キャップ使わないのでしょうか・・)。
下からの突き出しボルトにキャップをかぶせて保護してしまおう、ということです。
使い方は至って簡単です。

作業前に基礎アンカーボルトの
間隔を確認します。

基礎アンカーボルトにアンカー
ボルトガイドキャップをはめ込みます。

クレーンで吊下げられた鋼管柱を
上から降ろします。

静かに降ろします。

アンカーボルトガイドキャップを
取り外します。
シンプルです!そして、使いやすさの秘密をさらにご説明しますと・・

キャップの先端がテーパー形状になっているため、ベースプレートへ挿入しやすくなっています。

三又形状が素材のもつ復元力を引き出し、ピタリと装着します。
いかがでしたでしょうか?
サイズはM24・M30をご用意。M16、M36、その他サイズも受注生産にて承ります!
詳しい資料はサカタ製作所ホームページ内、製品カタログからダウンロードできます。カタログダウンロードページはこちらです。
↓↓
https://www.sakata-s.co.jp/catalog/
ご不明な点などありましたら、担当までお問い合わせください。
<お問い合わせ先>
株式会社サカタ製作所
営業部 販売促進課
東京支店 03-5296-8686
発送が素晴らしいさすがサカタさんです。
いいねいいね
シンプルでいいデザインですね。切込みが確かに鉛筆キャップぽい。
いいねいいね
たしかにこの発想は無かったですね。効率アップにはなりますが、先行してのキャップ装着は油断大敵です。つまづき転倒時に刺さりますね。危ないです。直近での取り付けが必要ですね。逆転発想で、ベースに取付けて外す方法は無いでしょうかね。
余談でこの鉄骨アンカーで思い出しましたが、昔 敷地での建物立地条件で中型駐車場の基礎を先行施工し、埋め立てて、奥に本体の建物を造る工事で、その駐車場の鉄骨建て方は1年後になる為アンカーボルトが埋め土で錆びない様にする方法を瞬間的発想で行いました。『モルタルでボルトを覆う』事です。方法は、円筒状のビニール(杭工事のベントナイトサンプル採取の物)をナットを外したボルト廻りに入れて、セメントを効かせたシャブモルタルをそこに充填する(ボルトが出ている基礎面はワイヤブラシ掛けする。水分の進入を防ぐため)だけです。人に任せず自分で行い、1年後敷き鉄板を撤去、注意深く掘削して、アンカーも自分でハンマーで壊すと、何という事でしょう! ピッカピカのアンカー達が顔を出しているではありませんか!! 酸性とアルカリ性の中和とはまさにこの通りを目の当たりにして感動すら覚えました。
いいねいいね